演題募集締切 2018年6月8日(金)
たくさんのご応募お待ちしております

応募方法等の詳細につきましては、順次公開いたします。

 
 
 

大会長挨拶


Welcome to the 30th Annual Conference
of the Japan Association for Bioethics

  

周知のように学問としての生命倫理学(バイオエシックス)は、米国で産声を上げ約半世紀が経っておりますが、日本生命倫理学会は、今年度の年次大会でようやく30周年を迎えます。人間に譬えるならば成人して10年が経ち、晩婚化が進む現代の初婚年齢と初産年齢の平均あたりにさしかかっており、医師で言えば後期専攻医を終える頃であり、また研究者であれば、分野にもよりますが、博士課程を修了し研究職や教員として働きだす頃になります。人生における一つの大きな節目となる時期にさしかかっているといえるかと思います。
学会創立30周年という節目の年次大会の大会長を仰せつかった重責で身が引き締まる思いであります。野崎実行委員長および吾妻大会事務局長とともに実行委員の皆さまの協力のもと、30年の節目に相応しい大会にできるように現在鋭意準備を進めております。会期は、2018年12月8日(土曜)・9日(日曜)、会場は150年近い伝統を誇る京都府立医科大学(新しい下鴨キャンパス)において開催いたします。大会企画委員会と連携し30周年を記念するシンポジウムを開催するとともに、日本生命倫理学会のこれまでの軌跡を振り返ることで学会の現状と役割を確認するとともに今後の学会のさらなる発展と躍進に繋げていく未来志向の思いを込めて「知の協創としての生命倫理学~学会30年の軌跡と今後の展望~」をテーマとさせていただきました。
 生命医科学技術の進展には目を見張るものがあります。それは新たな倫理的法的社会的な難問(ELSI)を次々と提起してきています。これらのELSIには、古くて新しい問題や課題がありますが、遺伝子診断やゲノム編集など、日本社会においても事実先行で待ったなしの倫理的な難問が投げかけられてきています。それにもかかわらず、それらに対する倫理的応答と法整備は遅れ、ある意味でドラッグラグ以上の「バイオエシックス・ラグ」が広がってきていると考えます。
本学会は4分野構成を取っており、実に多様な学問分野の約1200名の研究者を会員とし、学際性が大きな魅力であり、私もその魅力に引かれて入会し、学際的な研究者のネットワークを広げさせていただきました。生命倫理研究では、次々押し寄せてくるバイオエシックス上の諸問題に対して、国内でも様々な興味深い研究や意義ある活動がこれまでなされてきています。しかし、バイオエシックス上の課題の検討と応答は簡単なものではなく、様々な分野横断的な知を結集して対応しなければ太刀打ちできないものと思われます。
年次大会は、個々の研究成果と報告と発表の機会のみならず、それぞれの知的洞察が融合し合い、学際的な知のディコンストラクションが行われる場でもあると考えております。30周年の節目になる今回の年次大会が、個々の生命倫理の課題に通底する問題に対しても、より学際的な視座から切り込み、その多様な方法論の検証と一層の洗練化、そして各学問領域の知が融合することで生まれてくる知の創生といった「知の協創」へとつなげていくアジュバンドとすることができればと思っております。これまで日本生命倫理学会を軸にご活躍されてきた会員の方々と生命倫理の若手研究者との世代を超えた対話、そして様々な学問分野間の知的対話の一層の促進を可能とするため、一人でも多くの研究者の積極的参加を心より京都でお待ちしております。
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京都府立医科大学
医学生命倫理学(人文・社会科学教室)教授 
瀬戸山 晃一
 
 

大会参加をご予定の皆様へ


大会時期は京都の紅葉シーズンの終了時期と重なります。
参加を少しでも予定されている場合は、至急宿泊施設の予約をお願いします。
 

 

 
 
 

会場のご案内

京都府立京都学・歴彩館

 

会場までのアクセス

京都市営地下鉄烏丸線 北山駅 1番出口を出て南へ徒歩約4分

お問い合わせ先

第30回年次大会事務局
京都府立医科大学大学院医学研究科 
医学生命倫理学 (人文・社会科学教室)
〒606-0823 京都府京都市左京区下鴨半木町1-5 
Email:kyoto30bioethics@gmail.com